WOO's Blog

火曜日, 5月 02, 2006

ハインリッヒの法則

先ほどの「ガイアの夜明け」で紹介されていたので、ちょっと調べてみた。

法則名はハーバート・ウィリアム・ハインリッヒ(1886~1962)に由来している。彼がアメリカの損害保険会社にて技術・調査部の副部長をしていた1929年11月19日に出版された論文が法則の初出である。

彼は、同一人物が起こした同一種類の労働災害5000件余を統計学的に調べ、計算し、以下のような法則を導いた。「災害」について現れた数値は「1:29:300」であった。その内訳として、「重傷」以上の災害が1件あったら、その背後には、29件の「軽傷」を伴う災害が起こり、300件もの「ヒヤリ・ハット(hiyari-hatto cases)」した(危うく大惨事になる)傷害のない災害が起きていたことになる。

ちなみにヒヤリ・ハットの語源はヒヤリ、ハッとすることから来ているみたい。

更に、幾千件もの「不安全行動」と「不安全状態」が存在しており、その うち予防可能
であるものは「労働災害全体の98%を占める」こと
、「不安全行動は不安全状態の約9倍の頻度で出現している」ことを約75,000例の分析 で明らかにしている(詳細はドミノ理論参照)。なお、ハインリッヒは「災害」を事故と事故を起こさせ得る可能性のある予想外で抑制されない事象と定義している。

上記の法則から、

  • 災害を防げば傷害はなくせる
  • 不安全行動と不安全状態をなくせば、災害も傷害もなくせる(職場の環境面の安全点検整備、特に、労働者の適正な採用、研修、監督、それらの経営者の責任をも言及している。)

という教訓を導き出した。

どこかのITもこんな感じではないのでしょうか?目の前の障害しか見えてないのではありませんか?

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